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natures wisdom - the main theme of the world exposition, Aichi
       
EXPO 2005 CR

The preparation and the expositionThe preparation and the exposition

万博におけるチェコ参加に関するプログラム

2005年愛知万博におけるチェコ共和国展示の主旨として、万博期間中の関連行事及び特別行事による詳細に渡る現代チェコ文化の紹介を計画している。

これらの行事は日本の入場者と我々の伝統文化を考慮して企画されている。以下のそれぞれの催し物でのアーティスト、アーティスト・グループ及び作品は、まだ仮の案としてあげていることを了承いただきたい。最終的には専門家による選考によって参加アーティスト並びに作品が決まる。

チェコ音楽週間

 「チェコ音楽週間」は、チェコ・クラシック音楽最高峰の演奏者(若い世代のソリスト、楽団)を紹介する行事である。演奏家の選出に関しては、専門家委員会(プラハの春国際音楽祭実行委員会、ボフスラフ・マルチヌー研究所、チェコ共和国文化省などの機関の代表者達からなる)が作業を進めている。

 「チェコ音楽週間」は、2005年5月23日〜29日の期間で行われ、行われるコンサートのうち大方(5〜7つのコンサート)は、万博会場内の500人を収容する万博ホールで行われる。2つのコンサートは「AICHI HOSPITALITY」の枠組でチェコ共和国とパートナーを組んでいる音羽町で行われ、残る1つのコンサートは、東京の在日本チェコ共和国大使館にて開催される。

 「チェコ音楽週間」への参加者に関して、すでに以下の演奏者が選出されている:
-毎年チェコ放送局によって開催される、若手室内楽団のためのコンクール「コンサート・ボヘミア2004」の優勝者
-アダム・スコウマル(ピアノ)
-イジー・ヴォヂチュカ(ヴァイオリン)
-ロマン・パトチュカ(ヴァイオリン)
-マルチヌー・ピアノ三重奏団
-スメタナ・ピアノ三重奏団
-ヘロルド弦楽四重奏団
-マルチヌー弦楽四重奏団など

チェコ映画週間

チェコ映画週間では1989年以降のチェコ映画の傑作と、それ以前の世界的に知られている作品を紹介する。全体の主旨として、米国アカデミー賞で受賞した作品、もしくはノミネートされた作品が上映される。- 「散歩道の商店」(カダール、クロス)、「運命を乗せた列車」(メンツェル)、「プラハ愛のコリャ」(スヴィエラーク)「スィート・スィート・ヴィレッジ」(メンツェル)、「小学校」(スヴィエラーク)、「助けあわなきゃ」(フジェベイク)などがあげられる。上映と同時に、各監督の大学などでの公演なども計画している。上記映画の他に、巨匠たち(イジー・トルンカ、ブジェチスラフ・ポヤル)や、アウレル・クリムトを始めとする新世代のチェコのアニメーション映画も紹介したい。新世代の映画やその制作者に関する書籍も作成する。これら映画は大阪、名古屋など日本の主要都市でも上映したい。

チェコ・ガラス週間

2005年愛知万博におけるチェコ共和国の展示の一環として行われる、5つの関連行事の一つとして、チェコのガラス工房の作品の紹介展示が日本で行われる。この関連行事は万博のチェコ共和国パビリオンだけでなく、万博以外の場所でも展示会が開催される。

チェコガラスは古くから日本の市場において確固たる地位を築いており、人気も非常に高い。チェコのガラス職人は現代ガラスの発展を先導してきたが、多くのチェコのガラス職人は、今なお、急速な発展の過程を何十年もの間維持している。このようにチェコガラスはアートガラスの分野で大きな貢献をしている。日本の文化界では、1970年の大阪万博において日本で初めて披露された、チェコのガラス職人の匠の技が、記憶に残っている。当時主に、ヤロスラヴァ・ブリフトヴァー、スタニスラフ・リベンスキー、ロウビ−チェク夫妻の作品が出品された。

同行事の主旨としては、最も若い世代を含む、すべての世代のチェコの作家達のガラス作品の最高傑作をラインナップする事にある。最近のチェコ・日本のコラボレーションについても当行事にフィード・バックさせたい。
チェコのガラス作品の傑作品集ともいえる一連の展覧会は「光の捕捉と空間」と題され、最初の展覧会は2005年8月26日〜9月25日に富山県富山市にて開催される。
芸術の町富山市は、13年前にガラス学校、個人のガラス釜、ガラス工房、ガラス博物館を含むガラスセンターの建設を順次開始した。この富山市ガラス造形研究所(T.I.G.A.)は、才能あるガラス職人を支援する目的で設立された。設立当初からチェコのガラス作家がコールド・テクニック工房の指導者として協力している(1991年〜1994年ヴラジミール・クライン、1995年〜1997年フランチシェク・ヤナーク、1997年〜2000年ヨゼフ・マレク、2000年〜2005年8月パヴェル・ムルクス)。同工房で生徒達は、カット、研磨、エングレービング等のガラス加工の伝統及び現代技術の基本を学ぶ事ができる。また、同所では、毎年、春と秋にガラス週間シンポジウムがおこなわれ、チェコのガラス作家も参加している。(1995年−スタニスラフ・リベンスキー、ヤロスラヴァ・ブリフトヴァー、1996年−エヴァ・ヴラサーコヴァー、1997年−ヤロスラフ・マトウシュ、1998年−ダナ・ザーメチュニーコヴァー、マリアーン・カレル、1999年−マリアン・ヴォルラープ、2000年−ボフミル・エリアーシュ、2001年−ダニエル・ハンズリーク、2002年−ヴラジミール・コペツキー)
もちろん「光の捕捉と空間」展はこれらチェコと日本の協力プロジェクトにも関連している。

富山におけるプログラム

  • 2005年8月26日〜9月25日、富山市の市民プラザにて「光の捕捉と空間」展を開催。同展覧会の主任キュレーターとして、スィルヴァ・ペトロヴァー氏が愛知万博チェコ政府代表事務所と協力して行く。大きめの作品を主体とした45作品の展示を予定している。

  • 「光の捕捉と空間」展は、第2回富山国際ガラス工房展へと連係する。

  • つづく行事は、富山市民プラザで行われる「国際チェコ・ガラス工房シンポジウム」である。同シンポジウムではスィルヴァ・ペトロヴァー氏がチェコのガラス工房の作品をテーマに講演する。同シンポジウムは、富山市ガラス造形研究所にて行われる二つのガラス週間シンポジウム(8月27日〜9月1日及び9月2日〜9月9日開催)の一環として行われる。この二つのシンポジウムには、二人のチェコ人ガラス作家が参加し、講演の他にワークショップも行う。

その他、「光の捕捉と空間」展開催予定地

  • 東京
  • 京都
  • 倉敷

「チェコ共和国におけるエコロジー・ネットワーク」展

 エコロジー・プロジェクトは、2005年愛知万国博覧会チェコ政府代表事務所の要求を基に発足した。管轄機関である環境省はプロジェクトの内容を、我々の国の自然や景観を再生する比較的新しい手法である、エコロジー・ネットワークに焦点を当てている。

 東京で行われる「チェコ共和国におけるエコロジー・ネットワーク」展では、ヨーロッパさらには世界的な尺度にて、人類による開発環境内の自然の保護という問題の解決法のコンセプトやシステムへの独自の取り組みを紹介している。エコロジー・ネットワーク(バイオセンター、バイオコリドル)の部分を構成する“回復した自然ないし自然に近い状態”となるべく、空間(地域や土地)の選択規準を見やすく分かりやすく説明している。展示の一部には、チェコ共和国におけるバイオセンターやバイオコリドルの計画過程から、審議過程、そして構築までを、実際のプロジェクトやその実現化の実例や写真を交えて説明する。

 入場者は、コンピューターゲームを通して、エコロジー・ネットワークの設計を手軽に体験することができる。

 入場者は、エコロジー・ネットワークの発展と使命を、日本語吹き替えの映画にて大型画面で見ることができる。

 チェコ共和国における、エコロジー・ネットワークの、方法論のコンセプト、計画、実現化は、様々なヨーロッパの国々そしてアメリカ合衆国の一部で行われている最新の環境計画における手段の基本理念と一致している。チェコ共和国における、方法論の安全性や詳細にわたる過程の手段は、ヨーロッパの空間において全くユニークだ。チェコ共和国におけるエコロジー・ネットワークの問題に対する経験は、専門家達の間ではEECONETで知られているヨーロッパ・エコロジー・ネットワーク・プログラムという、次に予想される段階にも利用することができうる。

 「チェコ共和国におけるエコロジー・ネットワーク」展では、地域単位で高めるバイオディベルジティ(生物学的多様性)におけるエコロジー・ネットワークの目的や、様々な種類の植物や動物の移植の可能性への一般の理解を広めることができる。

チェコ美術・文学週間

チェコ美術「自然の鏡」展

「自然の鏡」展は、巡回展として企画されており、2005年愛知万博におけるチェコ共和国の展示の枠組で行われる関連行事の一つです。当展覧会は5月と6月に東京及びチェコ共和国とパートナーシップを組んでいる愛知県音羽町にて行われる。

「自然の鏡」展の目的は、10人のチェコのアーティストによる作品から人々に人間と自然との関係を汲み取ってもらうことにある。各アーティストに求められているのが、テーマを明らかに示すことと、オリジナルの芸術センスである。展覧会の重点は、写真、ビデオ、マルチメディアのインスタレーションを加えた絵画に置かれています。

一連の展覧会には、自然を作品のテーマに組み込むために、3つの相互に制限しあい、補いあう言葉が与えられている─ 概念、物語、瞑想

同展覧会のキュレーターは、ブルノのモラヴィア美術館館長マレク・ポコルニー氏が務める。あお、カタログが日本語と英語で出版される。

展覧会参加アーティスト

  • 瞑想
    ヤン・メルタ(絵画)
    マルケータ・オトホヴァー(写真)

  • 概念
    トマーシュ・チーサジョフスキー(絵画)
    ヴァーツラフ・ストラチル(絵画)
    ズビニェク・バラドラーン(ビデオ)
    ヤナ・カリノヴァー(写真、オブジェ)

  • 物語
    イジー・デヴィト(絵画)
    ルカーシュ・ヤサンスキー/マルチン・ポラーク(写真)
    イジー・チェルニツキー(ビデオインスタレーション)

同展覧会に関して日本語と英語にてカタログが出版される。

チェコ共和国諸州及び首都プラハ紹介事業

各週間紹介事業の枠組において、チェコ共和国各州及び首都プラハの紹介行事が万博入場者に用意されている。諸州の内いくつかの州は、チェコ共和国全体の展示のコンセプトに沿って、独自のプログラムを用意しております。チェコ共和国諸州についてのパンフレット、様々な広報資料や記念品が作製される予定です。万博チェコ共和国代表事務所と各州の担当機関と共同で、当行事の準備が進められます。

チェコ国民の日−2005年6月24日

チェコ文化、特に音楽はチェコ共和国が世界に誇れる数少ない分野と言えます。この一世紀の間に、チェコの音楽家達が常に日本を舞台に活躍しているように、チェコ音楽は日本において確固たる地位を築いてまいりました。こうしたことから、日本の愛知県で開催される2005年万博でも、この3世紀間のチェコ音楽の集大成を披露する機会を得ることができました。その最高の機会となるのがチェコ共和国ナショナルデーです。このスペシャルイベントは、2005年6月24日に万博会場内の3つの展示空間─EXPOドーム(開会式と夕方のガラ・コンサート)、EXPOホール、グローバル・コモン4イベントスペース(ジャズコンサート、児童合唱団、民俗舞踊)─にて開催されます。

2005年愛知万博チェコ共和国ナショナルデー及びチェコ音楽週間の企画準備に実行委員会が組織されました。

チェコ共和国ナショナルデーにおける、主催者の主要目的は、チェコ共和国の様々な地域の、児童合唱団、民俗音楽、ジャズ、クラッシック音楽など、様々なチェコ音楽のジャンルを幅広く紹介することにあります。チェコ共和国ナショナルデーに出演する児童合唱団の選出の際には、児童合唱団の高いクオリティーもさることながら、日本で商業目的の公演に参加していないという点が考慮されました。参加希望者の中からリベレツ市のセヴェラーチェク児童合唱団(合唱団指揮者:シルヴィエ・パールコヴァー、ペトル・パールカ夫妻)が選ばれました。セヴェラーチェクは児童合唱団として、チェコ国内で長い間、トップ合唱団として活躍し、ヨーロッパ22カ国、アメリカ合衆国、シリア、ヨルダンなど海外でも公演を行っています。また、チェコ国内外の権威あるコンクールで、20個以上の一等賞も獲得しています。幅広いレパートリーを擁し、チェコ国内外の難しい作品も含まれますが、また一方では民謡もあります。音楽、舞踊、そして衣装と限りない多様さを見せるボヘミア及びモラヴィアの民俗芸能を、一日のうちに紹介することは不可能な話です。数多くの候補者の中から、モラヴィア地方のコズロヴィツェ村より、民謡と舞踊のグループ、ヴァラシュスキー・ヴェイヴォダが選ばれました。このグループは1970年に創設され、ラシュスコ地域とヴァラシュスコ地域の境や、特にモラフスケー・ベスキディ山地のオンドジェイニーク山周辺の習慣、伝統、舞踊を取り入れたプログラムを披露してくれます。グループ名は、ヴァラシュスコ地方で昔使われていた“ヴァラシュスコの酋長”を意味する単語“vojvoda”から取っています。コズロヴィツェ村から遠くないフクヴァルディ村は、作曲家のレオシュ・ヤナーチェクの生誕の地です。コズロヴィツェ村近くの居酒屋“ウ・ハラビシャ”でヤナーチェクはスケッチをし、後に有名な「ラシュスコ舞踊」(原題:ヴァラシュスコ舞踊)が生まれました。さらに土地の歌い手や踊り手が集まるこの居酒屋で、歌曲や舞踊を作曲し、現在、これらの多くをヴァラシュスキー・ヴォイヴォダが上演しています。なお、ヴァラシュスキー・ヴォイヴォダでは、バグパイプ奏者ヴラスチミル・ビヤチェクによるバグパイプ音楽も聞くことができます。

EXPOホールでの午後のプログラムでは、エミル・ヴィクリツキー・トリオが、歌手でツィンバロン奏者のズザナ・ラプチーコヴァーと共演します。このアーティスト達は、独自の手法でジャズに、メロディー、ハーモニー、リズムが特徴のモラヴィア民俗音楽を取り入れています。祝賀コンサートには、プラハ交響楽団FOKが、万博開催期間に行われる日本ツアーの一環として、ペトル・アルトリフテルの指揮で演奏を行います。ガラ・コンサートでは、18世紀から20世紀にかけてのチェコ作曲家による、比較的短い色とりどりの曲がラインナップされています。2005年愛知万博のメインテーマ「自然の叡智」が念頭に置いて作品は選考され、自然をテーマとして反映したチェコ音楽作品に焦点を当ててみました。

祝賀コンサートに出演するソリストは、若手から中堅のアーティスト達から選ばれました。チューリッヒ歌劇団のソプラノ歌手マルチナ・ヤンコヴァーは、レオシュ・ヤナーチェクの「利口な狐の物語」よりアリア、ボフスラフ・マルチヌーの「アリアドナ」、そしてモーツアルト作品2曲ジョセフィーヌ・ドゥシュコヴァーに捧げられた「Bella mia fiamma」と「ティトウス帝の慈悲」より「Parto, part」を、チェコ音楽史上最高のクラリネット奏者ルドミラ・ペテルコヴァーのバセットホルンが加え披露します。ルドミラ・ペテルコヴァーはソリストとしては、クラマージ、レスレル・ロセッティ、カリヴォダ、モーツァルトらのクラリネット協奏曲を演奏します。モーツァルトのバセットホルンのための協奏曲イ長調は、1791年にプラハにて、アントン・スタドレルによって初演がなされています。チェコ音楽史上最高のチェロ奏者イジー・バールタは、ドヴォルザークの「森のしずけさ」、モーツァルトとマルチヌーの協奏曲の一部分を演奏し、場合によってはポッペルの「タランチュラ」も演奏します。プラハの春国際音楽祭コンクール優勝者のヴァイオリン奏者ハナ・コトコヴァーはドヴォルザークのマズルカとロマンス、ヴァイオリンとオーケストラの用に編曲されたボフスラフ・マルチヌーの「ボヘミアン・ラプソディー」、そしてミスリヴェチェクのヴァイオリン協奏曲から1楽章が披露されます。

オーケストラのプログラムでは、ドヴォルザーク(「自然にて」より前奏曲、スラヴ舞踊より抜粋)、スメタナ(「モルダウの流れ」、「チェコの低地と茂みより」、「売られた花嫁」よりダンスとポルカ)、ヤナーチェク(「シンフォニエッタ」、「利口な狐の物語」)、マルチヌー(「パラボリ」)の作品が順繰りに演奏されます。

コンサート・ディレクターを、ヴラヂミール・ダリャニン、プラハ国民劇場オペラ監督のイジー・ネクヴァシル、脚本をプラハ国民劇場総裁のダニエル・ドヴォルジャークが担当します。コンサートは、各45分ずつ二部に分けられ、二人の司会者チェコ人(著名な日本文化研究家マルチン・ヴァチカージ)と日本人がコンサートを案内します。

また、チェコ共和国ナショナルデーでは大道劇団コンティヌオが、当日、短かめの作品を幾つかを披露します。劇団のメンバーは、万博会場をチェコ共和国ナショナルデーを宣伝して回ります。

アレシュ・ブジェジナ

2005年愛知万博チェコ共和国ナショナルデー実行委員会メンバー:アンナ・ホルヴァートヴァー(チェコ共和国文化省)、レンカ・ラーズジオフスカー(IPOS ARTAMA)、ロマン・ビエロル(プラハの春国際音楽祭)、アレシュ・ブジェジナ(マルチヌー研究所)、アントニーン・マツネル(プラハの春国際音楽祭)、ヴァーツラフ・ベヒニェ(無所属アドバイザー)、ヴラジミール・ダリャニン(2005年愛知万博チェコ政府代表事務所)、ヤロスラフ・マンダ(2005年愛知万博チェコ政府代表事務所)