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EXPO 2005 CR

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ヴィソチナ州

 
ヴィソチナ州
Vysocina region
州庁所在地: イイフラヴァ
州知事: ミロシュ・ヴィストレイル
総面積: 6925平方キロメートル
人口: 517630人

州の特徴:ヴィソチナ州は全土を通して自然環境が保存されており、最も環境破壊のされていない地域の一つである(汚染源から遠く離れている、巨大工業が無い、小中産業の環境に与える影響が最小限、大気の流れによって、他の地域からの汚染源にさらされる心配が無い。)

主な歴史上の出来事:1436年7月イイフラヴァにおいて、バーゼル宗教会議遣外使節とボヘミア王の立ち会いのもと、フス派戦争終結に関するバーゼル協定がとりかわされる。

主な歴史上の人物:グスタフ・マーラーは生存中、革新的な指揮者として知られていたが、今日では、天才作曲家として知られ、マーラーの交響曲は世界の多くの交響楽団や指揮者のレパートリーとなっている。マーラーが知られるに連れて、愛好家の数も増えた。現在では、マーラー及び作品を育んだ環境、すなわち、彼の作品に簡潔かつ清純な雄大さを与えた、ヴィソチナの清閑さや美しさの調和を知ろうと、世界中から人々が訪れるようになった。マーラーの音楽の伝統は当地で現在も育まれ、毎年6月には、多くの交響楽団が参加する、マーラー記念音楽祭がイイフラヴァにて行われ、音楽のワークショップも開催される。

 現在、カリシュチェのマーラーの生家はコンサートホールになっている。フンポレツの市立博物館では、マーラーの生い立ち、マーラー家の歴史、指揮者及び作曲家としての活動等の資料が展示されている。また、イイフラヴァでマーラーが住んでいた家は、現在、カフェ・マーラー及び、当地が如何にマーラー音楽の成熟に影響を与えていたかを、垣間見ることのできる博物館となっている。マーラーの人生に関する出版物、ポスターをはじめとする、マーラーを記念するコンサートに関する資料や、現在、世界におけるマーラーの音楽の現状などが展示されている。

 ヴィソチナ生れの彫刻家ヤン・シュトゥルサとヴィンツェンツ・マコフスキー、小説家J.V.プレヴァとムルシュチーク兄弟は、故郷に捧げる作品を制作した。また、詩人オタカル・ブジェジナは、生涯ヴィソチナに暮らした。アントニーン・チトゥスィ、アントニーン・スラヴィーチェク、ルドルフ・クレメリチュカ、フランチシェク・カヴァーン、オルドジフ・ブラジーチェク、ヤロスラフ・パヌシュカ他、多くの画家達が当地で制作活動を行った。作曲家ボフスラフ・マルチヌーは長年、ジェリヴァに住んでいた。ヴァーツラフ・スタメツとヴィーチェスラフ・ノヴァークは、当地の景色から多くのインスピレーションを受けた。

主な文化財:州内の3件がユネスコ世界文化遺産に登録されている。

 チェコで最も美しい町の一つに数えられるテルチュは、ルネサンス様式の屋根とアーチ型のアーケードを持つ建物が取り囲む三角形の広場が特徴である。城と共にこの広場は、重要な建築的価値を有する。木製の格天井が特徴の城内は、家具や豊富なコレクションを見物する事ができる。

 巡礼のコースにも含まれる、ジュジャール・ナド・サーザヴォウのゼレニー山上の聖ヤン・ネポムツキー教会は、星型の外見(上から見た形)を持つ美しい教会である。このゴシック様式の教会は18世紀はじめにJ.B.サンティニによって建てられた。

 トシェビチュ町は、後にルネサンス様式の城に作り替えられた、ベネディクト教団の修道院を中心に、中世に起こった。当時の修道院の一部は、荘厳な門構えと地下の広大な納骨堂を持つ、ロマンス−ゴシック様式の聖プロコプ教会堂として残っており、この種の建築物の中ではヨーロッパで最も重要とされているものの一つである。トシェビチュでかつて勢力を持っていたユダヤ人コミュニティの名残は、2つのシナゴーグと広大なユダヤ人墓地として残っている。

主な自然環境:ヴィソチナ州はチェコ共和国の中心に位置し、全土がチェコモラヴィア高地に覆われている。標高は400m〜800mで、最も高いところはヤヴォジツェ(標高837m)、デヴィエト・スカル(標高836m)である。ヴィソチナ州は、長年の川による浸蝕の影響で起こった、緩やかにうねった土地と、緑に覆われた深い谷が特徴である。また、州には古くから養魚場があり、中には13世紀に造られたものもある。川には貯水湖が造られ、そのいくつかは飲料水の確保に使用されたり、他にはレジャーや憩いの場にもなっている。川は編み目のように流れ、木のように枝わかれをしている。多くの川は当地を水源としている。水源地域は、沼地帯が特徴で、沼は8m以上の深さがあり、その多くは環境保護地域に指定されている。環境保護地域は数十ケ所にのぼり、いかに当地の自然が保存されているかを証明している。沼地以外に、モミとブナの自生林、希少植物や独特の地形が環境保護対象になっている。モヘレンスキー蛇紋石ステップ地帯の低木や当地の地質特有の植物は、中央ヨーロッパで植物体系において珍しい。ストヴォジラ環境保護地域は、大きな花崗岩に急流が渦巻くサーザヴァ川が流れる渓谷で、ウォータスポーツ愛好家が集まる。ドウブラヴァ川流域は、切り立った絶壁の渓谷で、谷の深さは60メートルにも達する。また、オスラヴァ川流域の渓谷は、温暖地域の植物が生い茂る。州の多くを占める森林(州の30%を占める。元はモミやブナの森だったが、今日は大部分がマツの森に変わってしまった)は、狩猟用の動物が抱負である。

主な投資事業:フタバ産業(自動車部品製造、ハヴリチュクーフ・ブロト工業地区)、投資額15億コルナ、現在、工場を建設中で、2005年より操業開始予定。

特産物:ヴィソチナ地方の伝統特産物のガラス製品−16世紀に起こる。複数の博物館に、数百年のガラス職人による多くの製品が保存されており、その伝統技術は今日も引き継がれている。

 ベトレーム(キリストの誕生を描いた置き物)も長い伝統を持つ。各地方で特徴が異なり、ある地方では紙(紙で作られた人形を串でコケの台に刺したもの)で作られ、またある地方では、木の彫り物でできている。古い伝統的なベトレ−ムは、博物館で見られ、クリスマスの時期には主に教会で見る事ができる。また、トゥシェシュチュ町では、25件の民家で直接見学する事ができる。ここでは今日でもベトレーム作りが行われている。

郷土料理:ムルクヴァンツェ(キャロットケーキ)は州内各地方で作られ、それぞれ違う特徴を持つ。ポロナー町では、ムルクヴァンツェ祭りが開催される。

民俗文化:ヴィソチナ州はボヘミアとモラヴィアの境界に位置する。中世には、双方から人々が集まり、双方の方言や週間が混ざりあった。そのため、当地独特の料理、音楽と言ったものが存在しない。しかしながら、民俗舞踊は豊かで、多くの舞踊団が存在し、フェスティバルも開催される。

観光スポット:
 ヴィソチナ州は、家族連れの休暇に適している。豊かな自然の中で様々なレジャーやスポーツが楽しめ、広大な森林では散策や茸狩りを楽しめる。総延長2700qに及ぶハイキングコースは、静かな自然のなかにハイカーを案内し、総延長800qのサイクリングコースは、有数の大自然の中を走る。これらのコースは多様な地形から選ぶ事ができ、緩やかな丘陵からの眺望など、家族全員で満足ができる。また、乗馬や遊覧飛行で自然を満喫する事もできる。登山家用に最も標高の高い地点を含むコースもある。貯水湖や大きな池では、サーフィンやヨットなどのウォータスポーツや釣りが盛んである。その他、町中では、テニスコート、スカッシュコート、プールなどがある。

 また、芸術や歴史にも触れる事ができる。州には城、修道院、民俗建築が数百年の時を超えて残されている。もちろんヴィソチナへの旅は歴史の旅だけではなく、美術愛好家には現代美術館もある。また、雰囲気漂う歴史的建築では、中世の戦争の再現や演劇が行われ、定期的に民俗伝統に触れる事ができるお祭りや、様々なジャンルの音楽祭が開かれる。

 子供達には、西部劇を再現した、ウェスタン村がある。夏の時期には、バイソン、インディアン、ハンターに出会う事ができ、砂金採集の様子やスタントマンによる乗馬も見物する事ができる。また、イイフラヴァの動物園には、動物に触れあう事ができる、12メートルの大滑り台のある遊園地がある。動物園の南アメリカパビリオンは、ジャングルの雰囲気を再現している。アフリカの村を再現したマトンゴ村には原住民の小屋が建てられている。ペルフジモフ市では、毎年、国際珍記録フェスティバルが開催され、人々がギネスブックに挑戦する。同地の博物館では、同フェスティバルの結果や様子を展示している。

 ヴィソチナ州内には、約550件、ベッド総数21500個の宿泊施設がある。毎年約362000人の人々が訪れ、その内約62000人は外国から訪れる。(州への訪問者全体の17%、多くはドイツ、ポーランド、オランダ、スロバキアから訪れる。)平均で4〜5日間滞在し、70%は夏の時期に訪れる。

ジュジャールスコ地方

  • ウィンタースポーツが盛ん。毎年スキー・クロスカントリーの世界選手権が行われる。
  • 夏のレジャー施設。
  • 景観保護地域に指定されている。
  • ヤン・ブラジェイ・サンティニによる建築物(同地の修道院長と親睦があったため、サンティニはジュジャールスコ地方の多くの教会使節の改修に関わった。関わった全ての教会に自身の建築様式バロック−ゴシック様式を取り入れた。彼の最高傑作は、ジュジャール・ナド・サーザヴォウのゼレニー山上の聖ヤン・ネポムツキー教会があげられる。ジュジャール城でサンティニの作品に関する展示が見られる。同地には、彼の建築物を結ぶ見学コースが設定されている。)

テルチュスコ地方

  • ユネスコ世界遺産に登録されている、テルチュ市とその城。
  • 環境保護地域イイフラフスキー・ヴルフ。州内最高のヤヴォジツェ山(837m)
  • 夏のレジャー施設。

サーザヴァ川流域

  • 夏のレジャー。
  • 夏のレジャー施設。
  • 文化財。

日本との共同事業:フタバ産業(自動車部品製造、ハヴリチュクーフ・ブロト工業地区)

お問合せ先:
ヴィソチナ州庁
広報担当ラトカ・ブルケトヴァー
Zizkova 57
587 33 Jihlava
電話:+420 564 602 142 、 +420 564 602 100
メール: burketova.r@kr-vysocina.cz, epodatelna@kr-vysocina.cz
ウェブ・サイト: www.kr-vysocina.cz