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EXPO 2005 CR

EXPO and the CREXPO and the CR

1958年 ブリュッセル

万国博覧会史上、最大の成功と言ったら、1958年ブリュッセル万博でのチェコスロヴァキア共和国だろう。

この成功についてのすべては事実が物語っている。チェコスロヴァキアパビリオンは、最高の賞ゴールデンスター賞を、最優秀パビリオン部門で受賞した。さらにチェコスロヴァキア共和国は、受賞の数では参加国中4番目(56個)でその他数々の評価を得た。このときのチェコスロヴァキア政府代表はF.アダーメク氏だった。チェコスロヴァキア共和国のパビリオンの設計を選考するコンペティションでは、フランチシェク・ツベル氏、ヨゼフ・フルビー氏、ズデニェク・ポコルニー氏らのプロジェクトが選出された。“L”字を逆さにしたような形の簡潔な建物は、窓のない3つの立方体から構成されていた。そして、黄色いパネルが張り詰められていて、琥珀がラスのモザイクで装飾されていた。パビリオンには有名な半円形の空間のレストランプラハが入っていた。展示全体を印象付けていたのは、文化プログラムと当時の若い世代の先頭に立つ芸術家達の作品であった─ヤン・カバン氏とヤン・スィモナ氏による「カルロヴィ・ヴァリ温泉」、ヴィンセンツ・マコフスキー氏による「新時代」、カレル・スヴァリンスキー氏による窓ガラス「村と町より」、ヤン・ブリフタ氏によるガラス彫刻(?)「宇宙」など。

かつてない程の成功を収めたのが、チェコの演劇とクラシック音楽であった。チェコフィルハーモニー交響楽団のコンサートには、ベルギー王女エリザベス陛下が御鑑賞になった。また、シュペイブル・フルビーネク劇場は、6回の講演でチケット完売を記録した。

建築家ヨゼフ・スヴォボダ氏とエミル・ラドク氏は、「ポリクラーン」の展示で成功を収めた。「ポリクラーン」とは、黒い背景に7枚の大きさの異なる白いスクリーンがランダムに配置されていて、そのスクリーンに映像を映写するというシステムであった。プログラム「文化ホール」の準備を担当したのがアルフレード・ラドク氏、ヤン・ロハーチュ氏、そしてミロシュ・フォアマン氏であった。文化行事の最高潮、世界的センセーショナルを巻き起したのが、生の演劇と映写画像の完璧な調和を魅せてくれたラテルナ・マギカ劇場であった。

有名なレストランプラハは、ベルギー国王バウドニア陛下の御訪問という栄誉を戴いた。禁酒家の陛下は、ここで生まれて初めてチェコのビールを御試飲になった。このレストランは万博終了後、プラハのレトナ公園に移設され、現在でもチェコ共和国唯一の、我が国の万博黄金時代を思い出させてくれる記念物となっている。

出典:「万国博覧会─1851年ロンドン万博から2000年ハノーヴァー万博まで」ヤロスラフ・ハラダ氏、ミラン・フラヴィチュカ氏著、2000年LIBRI出版