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チェコ音楽週間音楽は我々の生活の切り離し難い一部となっている。我々の生活の折り目を正し、我々の想像力や内なる世界を豊かにしてくれる。まさしく“いのちの芸術”に属しているものの一つで、だからこそ、2005年愛知万博においてチェコ共和国が紹介するものの一つになりえたのである。我々は日本の人々に、チェコ共和国がクラシック音楽の分野で提供できる最高のもの、そして、チェコ人演奏家が日本において築き上げた豊かな伝統と結びつく最高のものを紹介することになった。 5月25日、愛知万博会場において、2005年愛知万博におけるチェコ共和国関連行事の一つである“チェコ音楽週間”が始まった。日本人は伝統的に、作曲家なり優秀な演奏家なり、チェコ共和国をクラシック音楽と結びついていた。スメタナ・ドヴォルザーク・ヤナーチェクのスーパー作曲家トリオ、さらにチェコフィルハーモニー管弦楽団、プラハ国立歌劇団、もしくは毎年日本で定期的に公演をして大きな成功を収めている、その他の楽団を、恐らく日本人は、世代的な相違があるにせよ、そらで列挙することができるだろう。極め付けは、日本国皇太子殿下で、御熱心なアマチュア音楽家(ビオラ)であり、身に余る光栄にも、チェコ音楽の偉大なるファンであらせられる。このことは、2002年のタリフ・トリオとの御共演が物語っている。 2005年万国博覧会は、三千年紀に入って最初の万博なので、我々はもっぱら過去の成功を掘り返すだけ、ということはなく、新しい顔を紹介したかった。そこで、コンサートのコンセプトは、フラジシュチャンやマルチヌー・トリオといった有名所と、ピアニストのアダム・スコウマル、ヴァイオリニストのロマン・パトチュカ、同じくヴァイオリニストのイジー・ヴォジチュカ、そしてヘロルド・カルテットら新顔を組み合わせることにあった。これらの新鋭の演奏家達は、チェコ国内外の権威あるコンクールで勝利を収めており、その名も最高のクォリティーと同等の意味がある。 コンサートは主に、コンサートホールのEXPOホールで行われた。チェコ音楽週間が始まる大分前から、チェコ共和国パビリオンは関心のある群集に囲まれ、我々は毎日かかってくる多くの電話による問い合わせに応対しなければならなかったので、コンサートが成功を収めることは、我々には事前に明らかだった。日本の公共放送機関のNHKは、我々のまたと無い紹介事業の様子を、20分の生放送を行うことを決めた。そこで我々は、如何にチェコの若手音楽家が優秀かを、観客に知ってもらうべく、プラハ高等音楽院ブラスバンドを送り込んだ。コンサート当日のEXPOホールは、朝から、すっかり満員になり、人々は空席ができるまで、長時間待つことも厭わなかった。コンサートは大きな成功を収め、たった四日間で5千人もの観客を動員した。しかしながら、我々はこれで終わってしまったと思ってはいない。自身の公演の中で観客の記憶に刻み込んだ演奏家達にとって、これは輝かしいキャリアの始まりであって、この一週間で、忘れ難き方法で、新たなファンを獲得したこの日本の舞台に、彼らが再び舞い戻ってくることは疑いの余地もないだろう。 チェコ音楽週間 (PDF, 1,8 MB)
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