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チェコガラス週間おわりに
一つの展覧会の中で、既に世界や日本でその業績が認められ、活躍している約150人のチェコのガラス作家の仕事を、全て紹介することはできない。したがって日本での2005年万博では、何名かのチェコガラスにおける代表的な作家の仕事に絞って紹介する。その中には、日本の主催者側から強い要望があった、富山ガラス造形研究所に携わったチェコ人ガラス作家による近年の仕事も含まれている。作品の選定に際しては、近年に制作された作品であること、その中にあってはそれぞれの哲学やイデオロギーのみではなく、ユニークなフォーム、テクニック、技術の難易さといった観点も重視した。またほとんどの展示作品は非常に大型だが、これはチェコの作家に見られる典型的な特徴である。彼らはガラスによるキャスティング技術を刷新し、そのことによってクリエイターとして、そしてアメリカやイギリス、スウェーデン、あるいはその他の国々に見られる様々なデザインを具現化した者として、世界的に高い名声を得ている。その他の作品としては、エングレーヴィング、カッティング、ペインティングといった伝統的な加工テクニックを用いて現代的な形態を示すことに成功した作品、あるいはコンピューターを使ってガラスにイメージを転写するという新しい技術を利用した作品などが挙げられる。また、こうしたガラス制作における幅広い革新的要素の中には、巨大なガラス彫刻におけるウラニウムガラスの採用も含まれている。なぜならば、ウラニウムガラスの製造はチェコ共和国における独自の成果だからである。 「光と空間の捕捉」展は、あくまでもチェコガラスの概要を紹介するものである。しかし本展覧会は同時に、多くの驚くべき事実と衝動を紹介している。それはチェコの人々が過去から現在に至るまで、世界を取り巻く現代の美術の進展に寄与しているものである。 シルヴァ・ペトロヴァー |
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